2011年2月15日火曜日

埼玉県小川町にて

昨夜は雪が降り、今日は快晴雪解け中。
最高のソーラー発電日和
このPCも、太陽光で元気に動いています!

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2月11日(金・祝)の話

(株)エルガNGOソーラーネットNPOふうどさんにお邪魔して、
いろいろお話を聞かせて頂きました。

「手作り太陽電池」の活動によって目指す社会とは、

各コミュニティで自分たちの使う電気を生産する社会。
さらに食料生産・教育・福祉も、それぞれのコミュニティで行う。
そして、そうしたコミュニティ同士が繋がり合う。

そもそも戦前、軍国統制が高まる以前は、自治体持ちの小さな電力会社がたくさんあったそうです。
それが「電気事業法」で、現在のような大きな電力会社独占状態が作られた。
戦争は、思いもかけないものにまで影響しているんやね。

持続可能な発電施設が各地に出来れば、そこに雇用が生まれる。
さらにガソリンスタンドならぬ「充電スタンド」や、薪を加工する「ペレット工場」などもコミュニティで。
「薪」を使い、「コー・ジェネレーション」という方法で「電気」と「熱」を同時に生み出す。
コー・ジェネレーションは、原料から最低でも6割、効率良くやれば8割をエネルギーに出来る。

日本には、手入れされない「里山」が溢れています。
山はキチンと手入れすれば、持続可能なエネルギー源の宝庫
上記、薪を使った「森林バイオマス」「水力発電」
そこにも雇用が生まれます。
林野庁にも協力してもらえんかな。

そうそう、林野庁は今借金に追われて、日本の原生林を切っています。
日本で生きる、全ての人・生き物が必要とする「水」
その水源地を、破壊してしまっています。
外国の企業が水源地を買い取ろうと動いている昨今ですが、その前に政府自ら壊しちまおうってことなのかな?
より良い選択肢はあるはずです。

ところで、「ジェネシス計画」というものの話もお聞きしました。
宇宙空間で太陽光発電しようという壮大な計画ですが、
「もともと地球まで届いてなかったエネルギーを無理に使うのは、地球環境のバランスを崩すのでは」
と、疑問を呈されていました。

バイオガスプラント
NPOふうどさんは、近所から集めた生ゴミから、メタンガスを作っています。
都市ガスとほぼ同じなんだそうです。
そのメタンガスによる発電を行っており、現在、安定化のため「HONDA」と共同研究中だそうです。
ガス製造の残りものは、大変滋養のある液肥となり、近隣の農家の方に販売しているそうです。


ふうどさんを参考にしたごみ処理政策の結果、福岡県大木町ではごみを44%削減
今後ごみゼロを目指して動いています。
国立市関口市長ふうどさんを見学に来られたそうで、今後に期待できます。
「住基ネットを接続せよ」って圧力で大変な国立市です。



「個人が、そして地域が選択できる社会にしていきたい」


原発が、単に自然エネルギー発電に入れ替わるだけでは、根本的な解決にはならない。

エネルギー面での自立

このハイロウォークでも訴えていきたいところです。

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