2011年2月5日土曜日

田中優さん

2011年2月5日(土)

烏山区民センターにて。

世田谷地域協議会 主催

「子供たちの未来は私たちの手に!」ってタイトルで、

田中優さんの講演を聴いてきました。


ゴミについて、です。

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家庭ゴミは、全体の1/27

・ペットボトルのリサイクル費用は、ほぼ自治体が負担(つまり僕たちの税金)。

・ビール瓶などの「リターナブル瓶」が一番環境にはマシ。50回くらい、洗って使える。

洋酒香水なんかのシャレた瓶はリサイクルしづらいよ。

・メーカーは「リターナブル瓶」やめたいんだけど呑み屋さんたちの圧力でしぶしぶ使ってる。

「デポジット」を付けよう。
例えば、ペットボトル飲料の値段を10円高くして、ボトルを返却したら10円返ってくる。
ゴミは減るが、この場合、メーカーが回収することになる。メーカーの出費がかかる。
ドイツやデンマーク、ニューヨーク市でやった結果、「リターナブル瓶」がメーカーにとって一番安く 済むことになり、ゴミが減り、環境にも良い結果となった。

・1970年代、日本でも「デポジット」案が出たが、メーカーが反発


「空き缶はクズかごへ」

という「電通」のキャンペーン。
クズかごへ捨てればゴミとなり負担は自治体へ

「ペットボトルのキャップがワクチンに」

は、ペットボトル使用推進キャンペーン
キャップがないと、つぶし易くて収集も楽だし。

・一、ODA(政府開発援助)で、ブラジルやインドネシアに「日本の企業」がダムを作って、水力発電
二、発電した電気の99%アルミ製造工場で使う。
三、「日本の企業」が言い値で安く買い叩く
四、ブラジルやインドネシアは、ODA返済をしなければならない。

(・・・これって植民地じゃん。)

五、新品輸入のが安いので、高い中古リサイクル品は使われない。
六、リサイクル品を無料で「発展途上国」に。
七、「途上国」のリサイクル制度崩壊。スカベンジャーとか、ゴミを拾って売ってた人の生活に打撃。

ap bank(Mr.Childrenの桜井さんとか)の活動。

・埼玉県小川町の「NPOふうど」さんの活動。

「ふうど」さんの方法を学び、福岡県三潴郡大木町ではゴミの量を44%削減

「竹害」は捉え方次第。生命力の強いは、日本の元祖使い捨て用品
竹パウダー・・・飼料や肥料に。

・etc

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リサイクル(再循環)よりも、まずリデュース(買わない・使わない)リユース(使い廻す)

持続可能 → ①自然のものを使う ②その成長の年数よりも長く使う


うん、勉強になります。



あと今日は、「バークレーから国立へ」ってタイトルの会にも行って来ましたよ。

バークレーの市民運動のビデオ鑑賞。

安積遊歩さん、あべひろみさん、重松朋宏さんの話。

国立市議会についての話


安積遊歩さんは、僕となるハウスシェアメイトでもあるのです。

面白いお話でした。

いつもありがとうね。



<メッセージ>


原発のコストは高い!
廃炉めざしてがんばろう!
   ――田中優さん(未来バンク事業組合・一般社団 天然住宅など)


お手伝いできませんが、最後まで歩き、走り通してください。
   ――よしだかずをさん(国立市民)

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